
エレクトロポレーションについて
エレクトロポレーションとは、特殊な電気パルスを用いてお肌に微細な穴を開け、美容成分を肌の深部まで導入する美容法です。針を使わず美容成分を導入でき、ノンニードルセラピーともいわれます。従来のイオン導入では、分子量の大きいヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分は角質層までしか浸透させることができませんでした。
エレクトロポレーションでは電気の力を使うことで、これらの成分を肌の奥深くまで届けることが可能です。これにより、高い保湿効果や美白効果、肌のハリ・弾力アップ、ニキビや毛穴の改善など、様々な肌トラブルに効果が期待できます。
レーザー治療、IPL治療と組み合わせて行うことにより、相乗効果が期待できます。
エレクトロポレーションの特徴
3種類のハンドピースを使用し、細部までしっかりと美容成分を導入します。
「ピンタイプ」
目元や口元、ほうれい線にピンポイントで美容成分を導入します。

「ボールタイプ」
ボールの形のヘッドを転がし、マッサージをしながら曲面で美容成分をムラなく広範囲に浸透させます。

「クライオタイプ」
強力な冷却機能で、レーザーやIPLなどの施術後の熱を急速に冷却し、ダウンタイムを短くします。また、広い面でしっかりと美容成分の導入を行います。

ダウンタイム・痛みなし!
針を使用しないノンニードルセラピーのため、痛みなく、効果の高い美容成分を肌深部に導入することが可能です。従来のイオン導入よりも高濃度高分子の美容成分が導入できるため、痛みやダウンタイムを避けたい方におすすめです!
導入する美容成分の効果が多彩!
当院でエレクトロポレーションに使用している導入薬剤には、
- トラネキサム酸
- ヒアルロン酸
- 成長因子
- ビタミンC
これらの成分を高濃度に配合しています。抗炎症作用、肝斑改善効果、小じわ改善効果など、多彩な効果を一度の施術で実現できます。
こんなお悩みがある方に最適
- レーザーや施術後のダウンタイムを短くしたい
- ︎乾燥肌
- シミ、くすみ、肝斑
- ニキビ・ニキビ跡
- 赤ら顔
- たるみ
- 小じわ
エレクトロポレーションの効果
- 美白効果
- 保湿効果
- 肌のたるみを改善
- ニキビケア
- 毛穴の開きを改善
施術の流れ

1.クレンジング・洗顔
メイクや皮脂などを十分に落としていただきます。
2.VISIA
画像診断で肌の状態を確認します。
3.医師による診察
患者様のお肌の状態やご心配な点を伺います。お悩みに合わせて、最適な治療プランをご提案させていただきます。
4.カウンセリング・同意書記入
詳しい施術内容やダウンタイムの過ごし方の注意点などをスタッフから説明させていただきます。
5.施術
お肌に美容液を塗布し、エレクトロポレーション機器を用いて、美容成分を肌の深部まで導入していきます。
6.アフターケア
施術後はお肌を鎮静し、保湿クリームなどでケアを行います。
施術後に注意事項のご説明をいたします。
施術時間
施術時間 | 約15~20分 |
施術間隔 | 2〜4週間に1回をお勧めしています |
メイク | 当日から可能です |
ダウンタイム
エレクトロポレーションは、ダウンタイムがほとんどない施術です。
施術当日からメイクも可能ですので、お忙しい方でも安心して施術を受けていただけます。
副作用・リスク
エレクトロポレーションは、非常に安全性の高い施術ですが、まれに以下の様な副作用やリスクが生じる可能性があります。
- 赤み・ほてり
- チクチクとした刺激
- かゆみ
- 乾燥
施術を受けられない方
- 妊娠中の方、授乳中の方
- ペースメーカーをご使用の方
- 心臓疾患のある方
- 金属アレルギーの方
- 施術部位に感染症、傷、皮膚疾患のある方
上記に該当する場合や、その他健康状態に不安がある方は、必ず事前に医師にご相談ください。
料金
エレクトロポレーションの料金は以下の通りです。
部位 | 料金 |
---|---|
全顔 | 12,800円 |
他の施術との組み合わせ治療 | 6,800円 |
未承認医薬品等の表示
・未承認医薬品等
この治療で使用するSpringは、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
・入手経路等
当院で使用しているSpring(エレクトロポレーション)は当院医師の判断の元、韓国のEungsung Global社から国内代理店を経て個人輸入しています。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html
・国内の承認医薬品等の有無
国内においては承認されている医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に関する情報
Springは安全性試験を実施し、欧州CEの承認を取得しています。
・医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
医薬品副作用被害救済制度についてはこちら:https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/