レーザーとは、IPLとは異なり、単一の波長で治療する機械になります。当院で採用しているQスイッチルビーレーザーの波長は、メラニン色素に最も吸収の良い694nmをもっており、正常な血管や皮膚にはほとんど吸収されない特性があります。そのため、正常な組織へのダメージを抑えながら、シミやあざの色素のみ破壊することができます。
Qスイッチルビーレーザー(Qplus-R)
Qスイッチルビーレーザー(Qplus-R)
レーザーとは、IPLとは異なり、単一の波長で治療する機械になります。当院で採用しているQスイッチルビーレーザーの波長は、メラニン色素に最も吸収の良い694nmをもっており、正常な血管や皮膚にはほとんど吸収されない特性があります。そのため、正常な組織へのダメージを抑えながら、シミやあざの色素のみ破壊することができます。
ルビーレーザーの大きな効果として、赤あざ以外のほとんどのあざに対して、保険適用となっています。太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑など、お子様の黒いあざ・茶あざに対してお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
シミ、そばかすにもよく反応しますので、基本的には1回の治療で取ることができます。肝斑に照射すると肝斑を悪化させることがありますので、慎重にシミを診断して行っていきます。
特にあざの治療ではお子様も多いため、しっかりと痛みに配慮して行っていきます。(あざの治療は完全予約制になります。まず一度ご受診ください)ご自宅で麻酔のシールを貼ってからご受診いただきます。照射時は、クーリング剤で冷やして痛みを和らげながら行います。
※乳児のお顔の広範囲のあざなどは、動いてしまうと危険ですので、総合病院をご紹介することもあります。ご相談ください。
レーザー治療のダウンタイムは2週間です。その間、当院では紫外線をカットする透明のシールでの保護をおすすめしています。
照射から2週間程度でかさぶたが剥がれますが、かさぶたがついている期間は、照射したシミの部位が濃く見えますので、大事なご予定が近くにある場合は、避けてご予約ください。
炎症後色素沈着
シミが濃くレーザーがしっかりと当たった、肝斑が重なっていた、日焼けをしている、肌が乾燥など微細な炎症があった場合など、一時的に炎症後色素沈着と呼ばれる、茶色が濃くなった状態になることがあります。半年程度で薄くなりますが、早く薄くしたい場合、ハイドロキノンという美白クリームの使用をお勧めすることがあります。
施術内容